お母さんのパンが食べたいと。
子供からのリクエスト。
リクエストは嬉しい。
正月はお節やお雑煮を食べていてパンを焼くのは休んでいた。
突然パンが食べたくなったと。
タワーマンションの住人とパン教室に通っているおかげで本格的なパンが焼ける。
パンが焼ける香りが懐かしいらしい。
バターロールにクロワッサン。
あんぱんにバケット。
久しぶりにパンを焼いた。
全ててごねだ。
パンをこねている時間が好きだ。
心が無になる。
パン生地は生きている。
生地が発行しているのを手で感じこねて成型するのが好きだ。
ベンチタイムの間にコーヒーを淹れる。
コーヒーを飲みながらゆったりパンを焼く。
いい時間だ。
ベンチタイムが終わり成型。
その後ゆったり発酵させる。
発酵していくパンを見ながら読書をする。
今日の家事はパンを焼く事だけ。
パン作りを楽しめる。
パンランチ。
両親と子供は大喜び。
パン屋さんのパンみたいと。
正直嬉しい。
広いリビングにパンの香りが広がる。
焼き立てのパンを食卓に並べる。
美味しい美味しいと食べる両親と子供。
その姿が嬉しい。
食べたい物を食べさせてあげられる。
自分が作った物を美味しいと食べてもらえる。
幸せな事だ。
お金と時間に余裕があるから家事を休める。
人に家事を頼める。
パンをゆったり作る時間が作れる。
お金がある今の生活に感謝。