寄付をしたい

寄付をしたいと。

子供から言われた。

毎月寄付はしている。

それとは別に寄付をしたいと。

世界情勢に興味を持っている子供。

争いが起こっている地域へ助けになるような寄付がしたいと。

子供が自分で寄付先を調べていた。

お小遣いから寄付をするからと。

子供からそういう話をされるとは。

驚いたが嬉しかった。

争いが起こっている地域の話を一緒にする。

今までの歴史や今起こっている出来事について。

子供はお小遣いからの寄付を決めていた。

私はいつもの寄付とは別途寄付金を用意した。

力の無い私に出来るのは寄付をする事。

わずかなお金だが少しでも困っている人の役に立てて欲しい。

コロナが発生してから寄付をするようになった。

初めは医療従事者の為に役立てて欲しいと。

そこから寄付について子供と話ようになった。

それから毎月かかさず寄付をしている。

寄付先は子供と話合う。

少しでも誰かの力になりたい。

役に立てて欲しい。

子供なりに色々な事を調べている。

それをいつも私に教えてくれる。

この国がどうだ。

この制度はどうだと。

私が知らない事を知っている子供。

そして知らない事を知ろうとする姿勢。

子供ながら尊敬している。

あなたはすごいねと。

お母さんが知らない事を知っている。

調べている。

知らない事を教えてくれるから嬉しいと。

そう言うと照れたような顔をする子供。

愛らしい。

寄付をこれからも続けたい。

力がない私が唯一出来る事。

子供の未来の為にも平和な世界になって欲しい。